清まる店内に通され、店内があまりに綺麗なのに驚く。
ビジネスマンがガツガツ食べるようなカンジのお店ではなく、内装もややファンシーな感じだ。さぞ女性客が多いことだろう。
パネルに使ってある写真もケーキや花束でかわいい……
……って! 写真をよく見ると、花の間にとんかつがいくつも挟まっているやんけ!
ケーキの方も、本来なら苺がある部分にとんかつが。
生クリームに埋もれたとんかつ。
私らは次元の狭間に入り込んでしまったのでしょうか。生きて帰れますか?
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| 61番に注目 |
とりあえず正気になるべく意識を現実に引きずり戻したところに、お冷やとメニューがやってきた。とりあえずパフェは頼むとして、ふつうの食事を決めねば。
く「わえは、あんこかつ定食」
呼「自分は…辛いのが好きだから激辛花火かつ定食」
G「俺は、とんかつ定食のダブル」
殺るか。
コイツ、ひとりだけノーマルなもんを頼んでんじゃねえよ。
G「いやいやいや、俺はパフェも頼むから! 普通のかつが食いたいッ」
こいつはいつもそうだ。ネタになるから、と変なジュースをくれたりするが、自分では飲んだことがなかったりする。
ふと横を見ると手書描きのPOPがあった。クレヨンで書いたあたたかみのある絵。
しかし、内容は「とんかつパフェ」である。やはり、次元がいけない方向へ歪んでいる気がする。
「ヒレかつパフェは\1000」の文字もそれに拍車をかけている。
すぐにお店の人がオーダーを取りに来たので、とりあえず目当ての食事を注文する。
お店の人「とんかつパフェは揚げたかつを冷ますので時間がかかりますよ。食後でよろしいですか?」
三 人 「それでお願いします」 |